2024/05/02 09:47

本日は缶詰に関する、よくある疑問とその解説をまとめてご紹介していきます。
「缶詰って、賞味期限切れたら食べられないよね?」
「缶詰ってなんで長持ちするの?」
「缶詰の保管場所はどんな場所がいいの?」
などなど、皆さんが気になる疑問をまとめてみましたので、ぜひこの機会にご覧ください!
Q1.「缶詰ってそのまま食べられる?」
A.もちろん大丈夫です!
缶詰は、100℃以上の高温で加圧加熱殺菌をしているため、火を通さなくてもそのまま召しあがりいただけます。
Q2.「缶詰ってなんで長持ちするの?」
A.食べ物が腐るのは微生物や細菌が繁殖することが原因です。
缶詰は、空気、水、微生物などが絶対に入らないように密封したのち、加熱殺菌をおこないます。
そうすることで微生物や細菌が全くいなくなるため、保存料や殺菌料などの食品添加物を使わずに常温での長期保存が可能になっています。
Q3.「缶詰の賞味期限が切れていたら、食べられないよね?」
A.賞味期限は "品質が変わらずにおいしく食べられる期限" のことです。
未開封で正しい方法で保存していれば、少しくらい賞味期限が切れていても安全に食べられる場合があります。
まずは、缶詰が錆びていたり穴が開いていたりしていないか、確認しましょう。
ほんの少しでも穴が空いてしまうと、缶詰内に微生物が混入してしまう可能性がありますので、そうした場合は賞味期限に関わらず食べるのを避けておくとよいでしょう。
Q4.「缶詰ってどうやって捨てるの?」
A.空き缶は「資源ごみ」にあたるので、各自治体の指示に従って廃棄してください。
中身の残飯は可燃ごみ、タレや調味料なども排水溝に流さず、面倒でも新聞紙などで吸い取り可燃ごみとして処理しましょう。
Q5.「缶詰の温め方は?」
缶詰の温め方でおすすめなのが、お湯に浸けて温める「湯煎」です。
まずお鍋に缶詰がかぶるくらいの量でお湯を沸かし、沸騰したら火を止め、缶を開けずにそのままお湯の中に入れます。
この時、火は必ず止めましょう。
(火にかけたまま缶詰を入れると、缶詰内に残っている空気が膨張して破裂してしまう可能性があります。)
缶を入れた後3~5分ほどで取り出して完成です。
なお、缶詰の直火かけは破裂や火傷の危険がありますので、絶対に避けてくださいね。
缶詰の容器である金属缶は、調理用バーナーや炭火、コンロなどで直火加熱することは想定致しておりません。
Q6.「缶詰の保管場所はどこがいい?」
A.缶詰は、直射日光が当たらず湿気の少ない、涼しい場所で保管するのが適切です。
本日はここまで。最後までお読みくださり、ありがとうございました!